院内感染対策
ANTI-VIRUS
院内感染対策
おおた歯科と患者さんのお約束
安全で清潔な環境で治療します
おおた歯科は2012年に吹田市・江坂で開院して以来、徹底的に院内感染対策を続けています。
歯科医院で起こりうる院内感染にはB型肝炎、C型肝炎、HIV(エイズ)など深刻なものがあります。
他に飛沫感染よるウイルス感染症(インフルエンザなど)、接触感染によるO-157などのリスクがあり、これを防ぐために万全の院内感染対策は必須です。
治療器具の滅菌
患者さんのお口に入るミラーやピンセット、そして歯を削る器具であるハンドピース(エアタービン)など、治療が終わるごとに新しい物に替えて、滅菌処理を行って清潔にしています。
プラスチック類も滅菌
器具の滅菌にはオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を使用していますが、高温高圧の蒸気で滅菌処理するため、プラスチック類などそれに耐えられない物は滅菌処理ができません。
そのため当院ではガス滅菌器を導入して、オートクレーブで滅菌できないプラスチック類などもしっかりと滅菌処理しています。
滅菌できない物は使い捨て
オートクレーブやガス滅菌器でも滅菌できない物、紙コップやエプロン、グローブ(ゴム手袋)、注射針などは使い捨て(ディスポーザブル)にして、いつも新しく清潔な物を使用しています。
導入している滅菌機器
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
機器内で高温高圧蒸気を発生させて、加熱することで治療器具を完全に滅菌します。
器具の細部まで洗浄・滅菌でき、治療で使用するほとんどの器具がこれで滅菌可能です。
ガス滅菌器
プラスチック類など、オートクレーブの高温高圧に耐えられない器具は、ガス滅菌器で滅菌しています。
DACユニバーサル(ハンドピース用滅菌器)
歯を削る器具を切削器具(ハンドピース)と言い、切削器具の洗浄・滅菌・注油までを自動で行う機器です。
1回に6本のハンドピースが20分以下で滅菌できて効率的なため、必要なハンドピースが常に確保できます。
超音波洗浄器
器具内に溜めた消毒液で超音波を発生させ、その振動で器具の汚れを除去します。
肉眼では見えない細部の汚れもしっかり洗浄できます。
口腔外バキューム
歯を削る時や歯石除去、クリーニングなどの際、どうしてもまわりに歯の削りかす、歯科材料の金属片、唾液、血液、その他、目に見えない非常に細かな水や粉塵などが飛び散ります。
それを患者さんが吸ってしまうとお体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、診療チェアに口腔外バキュームを設置して、飛沫や粉塵を強力に吸引しています。
空気中のウイルスも吸引するため、感染予防に繋がるとして厚生労働省も導入を勧めています。
また飛沫・粉塵だけでなく、歯医者独特の匂いも吸引してくれるので、気になる匂いが抑えられます。
滅菌処理の流れ
水洗い洗浄 | 使用済みの器具を殺菌水に漬け置きして、水洗いします。 |
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超音波洗浄 | 超音波洗浄機にかけて、消毒液で発生させて超音波の振動で器具の汚れを隅々まで落とします。 |
滅菌パック | 洗浄後、器具を滅菌パックに入れて管理します。 |
滅菌 | 器具の種類に応じて、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)またはガス滅菌器で滅菌処理します。 |
清潔な状態で使用 | 滅菌処理した器具を治療で使用する際、患者さんに安心してもらうために、目の前で滅菌パックを開封します。 |